中小企業診断士の難易度・偏差値はどのくらい?【本当の難易度を解説】

中小企業診断士の難易度〔本当の難易度〕

中小企業診断診断士は、H27年の日経新聞の調査で取得したいビジネス系の資格でTOEICテストを抑え、トップとなっています。

人気が高まっている要因として、ビジネススキルを高めるために格好の資格であること、そしてAIが進展してもなくならない仕事に位置づけられていること、が挙げられます。

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そんな人気上昇中の中小企業診断士の試験内容について、数字(合格率)からみえる難易度、そして数字(合格率)にはあらわれない本当の難易度に加えて、取得によるメリットや年収など、中小企業診断士取得を検討されている方が求めている情報をお伝えしていきます。

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中小企業診断士とは何か

中小企業診断士とは

中小企業診断士とは国が認めた唯一の経営コンサルタント資格です。

ただし、税理士や社会保険労務士、行政書士といった他の国家資格と違うのは、独占業務が存在しない名称独占資格という点です。

独占業務がない中小企業診断士に求められている具体的な役割と何なのか?について、下記にてご紹介しています。

中小企業診断士とは

中小企業診断士とは

2017年11月24日

中小企業診断士のメリットは3つ

中小企業診断士は、他の資格と求められている目的が大きく異なっており、中小企業の業績改善に対して、適切な分析と提案ができる人材を養成する位置づけとして考えられています。

そのため、先ほど述べた通り、産廃診断などほんの一部独占業務はありますが、基本的に独占業務は存在しません

なのに、なぜ人気の資格となっているのか。それは、中小企業診断士試験を学ぶことによって、ビジネスマンにとって一番必要とされる稼ぐための基礎スキルが向上できるからです。

ビジネス感度が高くなる

中小企業診断士は経営コンサルタントとして、経営全般に対するアドバイスが求められるため、企業経営理論、財務・会計、運営管理、経営法務、経営情報システム、経済学、中小企業経営・政策の7科目に及ぶ幅広い知識を身につけます。

これらの知識習得によって、世の中で起こっている事象がなぜ発生しているのか、根底を理解できるようになるため、ビジネス感度がとても高くなります。

ビジネス感度の向上は、比例してビジネスチャンスやリスクをいち早く発見するスキルが高まることを意味しています。

論理的思考能力が向上

経営コンサルタントとして、経営改善などのアドバイスを行っていくには、複雑に絡み合った問題点や現象を、筋道立ててひも解き、それに基づいた改善策を提案しなければなりません。

中小企業診断士(経営コンサルタント)として必須能力である論理的思考能力のレベルが合格水準に達しているかを徹底的に問われるので、間違いなく高まります。

AIの進展しても、なくならない職業の筆頭格として中小企業診断士が挙げられる由縁は、対人コミュニケーションの中から論理的に経営課題を発見していく必要があり、これは他の代書作業などとは大きく異なるからだと、筆者は感じています。

社外の人脈が格段に増加

中小企業診断士は独占業務が存在しないことと、それぞれ得意分野が異なるため、資格者同士仲が良く、横のつながりがとても強いです。

合格後に各支部の会員として入会すれば(年会費:5万円)、様々な分野の研究会活動が盛んに行われており、資格取得後も研鑽を積む場は多く用意されています。

多くの人と出会う機会が頻繁に設けられているので、独立を視野にいれている方以外でも、社外の人脈を築くことが可能です。

仕事上、何か困った時に頼りになる人がいるというのは、とても心強いものですよね。

中小企業診断士の年収事情を大公開

中小企業診断士の年収

皆さんが気になる中小企業診断士の平均年収は700~800万円と言われています。

足の裏の米粒と言われる割には平均年収700~800万円であれば、そんなに悪くないのではないでしょうか。

筆者の感覚ですが、他の士業系資格よりもとても稼いでいる人とあまり稼げていない人の二極化の傾向にあり、この辺りが独占業務でない結果にもつながっていると思います。

マイナスイメージに捉えられた方もいるかしもれませんが、ポジティブな見方をすると実力さえもっていれば、会社員時代を超える1,500万円や2,000万円の年収を獲得することも夢もの語りではなく全然可能な数字です。

実際に筆者も2,000万円以上稼いでいる独立の中小企業診断士を何名も知っています。

さらに、独立1年目の駆け出し中小企業診断士診断士(経営コンサルタント)のリアルな年収や仕事の獲得のしかたなどをインタビューしてきました。

かなり、リアルかつあまり表にでない情報も中小企業診断士のリアルガチな独立実情〔独立1年目の診断士に聞く〕にて掲載しています。

中小企業診断士の合格率からみる難易度【一次試験】

年度によって変動はありますが、おおよそ一次試験と二次試験あわせて合格率は4%となっています。
平成17年度以前は、中小企業診断士試験の旧制度での運用であり、試験科目などが異なるため、平成18年度以降を参考にご覧ください。

一番高い年度は令和元年度の合格率30.2%、一番低い年度は平成22年度の合格率15.9%と、なんと約倍も難易度に振れ幅が発生しています。

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ある年度では合格できたても難度が高い年度に当たると不合格になってしまう人が多数存在するのが中小企業診断士試験の特徴です。
年度 受験者数 合格率
R元年度 14,691人 30.2%
H30年度 13,773人 23.5%
H29年度 14,343人 21.7%
H28年度 13,605人 17.7%
H27年度 13,186人 26.0%
H26年度 13,805人 23.2%
H25年度 14,252人 21.7%
H24年度 14,981人 23.5%
H23年度 15,803人 16.4%
H22年度 15,922人 15.9%
H21年度 15,056人 24.1%
H20年度 13,564人 23.4%
H19年度 12,776人 18.9%
H18年度 12,542人 22.3%
H17年度 11,000人 22.2%

※受験者数は、欠席した科目がひとつもない方の人数です。

年代別の難易度【令和元年度合格率】

中小企業診断士の試験受験者のボリュームゾーンは、30~40歳代です。これからの自身の人生を考える時期に、更なるスキルアップを目的に受験しようと考える年代がちょうど30~40歳代に該当することと因果関係があると筆者は考えています。

年代 受験者数 合格率
20歳未満 126人 5.6%
20代 3,149人 17.1%
30代 6,442人 21.7%
40代 6,321人 21.8%
50代 3,898人 22.3%
60代 1,090人 20.9%
70代以上 137人 14.6%

勤務先別の難易度【令和元年度合格率】

勤務先別で合格率が大きく違うということはありません。一方で、税理士や公認会計士だから合格率が高いわけでもないことが分かります。

中小企業診断士の試験は会計科目だけでなく、経営、生産管理、店舗運営、IT、中小企業政策など幅広い知識が問われることが大きな理由にあたります。

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不得意科目を作らず、いかに7科目バランスよく勉強ができるかが重要です。
勤務先 受験者数 合格率
経営コンサルタント自営業 263人 21.7%
税理士・公認会計士等自営業 543人 23.6%
上記以外の自営業 519人 20.2%
経営コンサルタント事務所等勤務 627人 17.9%
民間企業勤務 12,745人 21.8%
政府系金融機関勤務 352人 24.4%
政府系外の金融機関勤務 1948人 24.1%
中小企業支援機関 581人 15.3%
独立行政法人・公益法人等勤務 273人 22.7%
公務員 707人 24.0%
研究・教育 119人 16.8%
学生 55人 18.2%
その他(無職を含む) 564人 10.5%

一次試験概要

一次試験はマークシート形式です。

全科目の総得点60%以上、かつ各科目40%未満でないこととなっています。

二次試験においても、企業経営理論、財務・会計、運営管理の3科目は主要科目として位置づけられるほど、重要な科目です。

科目 時間 配点
経済学・経済政策 60分 100点
財務・会計 60分 100点
運営管理 90分 100点
企業経営理論 90分 100点
経営情報システム 60分 100点
経営法務 60分 100点
中小企業経営・政策 90分 100点
中小企業診断士一次試験概要と科目合格の功罪

中小企業診断士|5分でわかる一次試験7科目の全貌

2017年12月30日

一次試験日

例年8月の1週目の土・日曜日で開催されています。

令和元年度は8月3日(土)・4日(日)でした。

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土曜日は花火大会と重なるため、日曜日の試験のために、わき目も降らず帰宅して勉強をしたという淡い記憶となっています。

※令和2年度はオリンピックが開催されるため、7月中旬の土・日曜日の予定となっています。詳細がわかり次第更新予定です。

一次試験受験料

13,000円

注意すべきは、一次試験の受験料と言うことです。

二次試験の受験料は別途かかります。

中小企業診断士一次試験に活かせる関連資格【検定試験】

年1回しか試験がないため、なかなかモチベーションを保つのが難しいという方もいらっしゃると思います。

また、中小企業診断士の一次試験は関連資格である各検定試験の3・2級を寄せ集めた試験内容といっても差し支えありません。

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そのため、1年のうちに複数回行われる検定試験(関連資格)にチャレンジしながら、突破を目指のも一つの方法です。

もちろん覚えた内容は中小企業診断士一次試験に直結します。

科目 関連資格 勉強時間
経済学・経済政策 経済学検定試験 40時間
財務・会計 日商簿記3級 60時間
日商簿記2級 200時間
運営管理 販売士2級 70時間
販売士3級 30時間
経営情報システム ITパスポート 60時間
経営法務 ビジネス実務法務3級 35時間
ビジネス実務法務2級 60時間

※勉強時間はあくまで目安です。

一番のおすすめ関連資格は、日商簿記2級です。財務・会計に苦戦する方が中小企業診断士受験者に多い傾向にありますが、関連資格である日商簿記2級を学ぶことで、論点の5割程度補えるだけでなく、一定期間集中して勉強することで、財務・会計の基礎が身につき得意科目へと押し上げることができます。

中小企業診断士の合格率からみる難易度【二次試験】

中小企業診断士の二次試験は絶対試験であると公表されていますが、下図をみるとおおよそ20%の合格率で推移していることから、相対試験だと考えてよいです。
これは、中小企業診断士二次試験後の実務補習の受け入れが800~1,000人がキャパ的に最大であるからだとも言われています。

以上の理由から、若干のばらつきはあるものの、合格率は例年20%前後で推移していることがみて取れます。

年度 受験者数 合格率
H30年度 4,978人 18.8%
H29年度 4,289人 19.4%
H28年度 4,394人 19.2%
H27年度 4,941人 19.1%
H26年度 4,885人 24.3%
H25年度 4,907人 18.5%
H24年度 4,878人 25.0%
H23年度 4,003人 19.7%
H22年度 4,736人 19.5%
H21年度 5,331人 17.8%
H20年度 4,412人 19.8%
H19年度 3,947人 20.2%
H18年度 4,014人 20.1%
H17年度 3,589人 19.6%
H16年度 3,189人 20.3%

※受験者数は、欠席した科目がひとつもない方の人数です。

年代別の難易度【H30年度合格率】

一次試験のボリュームゾーンは30~40代だったのに対し、二次試験は20代が合格率が2番目に高い状況になっています。

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これは中小企業診断士の二次試験において、仕事の経験などが解答で求められているわけではなく、与えられた情報から正しい解答を導けるかの論理的思考能力が試されていると言えます。
年代 受験者数 合格率
20歳未満 2人 50%
20代 533人 21.8%
30代 1,576人 23.5%
40代 1,587人 16.6%
50代 996人 12.8%
60代 262人 10.3%
70代以上 22人 0%

勤務先別の難易度【H30年度合格率】

勤務先別に大きな差異はありませんが、特筆すべき事項として学生の合格率が高いことです。これは、年代別でも述べた通り、仕事の経験などが求められるわけではなく、論理的思考力が求められる試験であると分かります。

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学生の場合は、社会人経験がないので逆に出題側が求める解答以外の道を考える余地がないことが、合格率の高さに繋がっていると言えるかもしれません。
勤務先 受験者数 合格率
経営コンサルタント自営業 52人 11.5%
税理士・公認会計士等自営業 189人 17.0%
上記以外の自営業 115人 17.4%
経営コンサルタント事務所等勤務 125人 17.6
民間企業勤務 3,156人 19.9%
政府系金融機関勤務 107人 25.2%
政府系外の金融機関勤務 444人 16.2%
中小企業支援機関 73人 13.7%
独立行政法人・公益法人等勤務 57人 14.0%
公務員 169人 17.2%
研究・教育 30人 6.7%
学生 55人 18.2%
その他(無職を含む) 406人 9.4%

二次試験概要

中小企業診断士の二次試験は、一次試験とは打って変わって記述形式となります。

全科目共通として、経営課題に直面する事例企業に関する情報が記載されていて、その情報から経営改善を果たし、成長・発展へとつなげるための分析と提案をしなければなりません。紙上のコンサルティングとお考えいただくのが一番分かりやすいかもしれません。

中小企業診断士の1次試験のなかで、重点科目とお伝えした企業経営理論で習う「経営理論」は全科目共通、「組織・人事」は事例1、「マーケティング・流通」は事例2、運営管理で習う「生産管理」は事例3、「財務・会計」は事例4の主論点として出題されます。

科目 試験時間 配点
事例Ⅰ 80分 100点
事例Ⅱ 80分 100点
事例Ⅲ 80分 100点
事例Ⅳ 80分 100点

二次試験日

毎年、10月4週目の日曜日に開催されます。

平成31年度は、10月29日(日)です。

二次試験受験料

17,200円

中小企業診断士二次試験の受験料のみとなりますので、中小企業診断士一次試験の13,000円をあわせると、合計30,200円となります。

合格までに必要な中小企業診断士の勉強時間と科目別難易度

一次試験および二次試験あわせて、勉強時間(学習時間)はおよそ1,000時間と言われています。

一般的にストレートで合格される方の勉強時間(学習時間)は、一次試験が800時間で二次試験が200時間となっています。

一次試験科目ごとの勉強時間(学習時間)の目安と科目別難易度

あくまで、一次試験の科目ごとにおける勉強時間(学習時間)の目安と科目別の難易度は次の通りです。

科目 難易度 勉強時間(学習時間) 二次試験関連度
経済学・経済政策 200時間
財務・会計 200時間
企業経営理論 140時間
運営管理 140時間
経営法務 120時間
経営情報システム 120時間
中小企業経営・政策 80時間
合計 1,000時間

勉強時間(学習時間)がかかる科目(経済学・経済政策、財務・会計)

経済学・経済政策と、財務・会計は、暗記というよりも、理解を重視する理系科目的な位置づけとなっています。そのため、公式などを単に覚えればOKというわけではなく、理屈しっかりとわかっていなければ、対応できないような問題の作りとなっています。

そのため、経済学・経済政策と財務・会計は、理解するまでに勉強時間(学習時間)が多くかかるため、最初の方に学ぶべき科目と言えます。

暗記系科目(経営法務、経営情報システム、中小企業経営・政策)の勉強時間(学習時間)

経営法務、経営情報システム、中小企業経営・政策は、基本的には暗記での対応となります。この3科目の勉強する順番はなるべく最後の方に回すことで記憶から消えないよう、短期決戦での勝負が吉です。

裏を返すと、経済学・経済政策や財務・会計のように理解に時間をかける必要はないので、勉強時間(学習時間)としては少なくすみますが、かと言って科目として簡単かと言うとそうではないことに注意が必要です。

中小企業診断士|独学におすすめの勉強スケジュール〔初学者〕

中小企業診断士|独学におすすめの勉強スケジュール〔初学者〕

2018年1月4日

数字に表れない中小企業診断士の本当の難易度(偏差値)

中小企業診断士の本当の難易度

中小企業診断士の難易度(偏差値)は受験が長期化する可能性もあり

一次試験はマークシート形式であるため、時間をかければ合格は十分可能です。さらに、科目合格制度を利用すれば、忙しいサラリーマンでもコツコツと勉強してけば、中小企業診断士試験勉強漬けのように時間に縛られることなく、無理なく合格することは可能です。

一方、二次試験は受験者がもともと持っている素養に大きく左右されます。直ぐに合格できる人もいれば、私の知っている限り10年受け続けてもなかなか合格に至らない人もいます。

これは、記述式かつコンサルティングを試す試験であるため、覚えればよいわけではなく、学んだ中小企業診断士一次試験の知識をいかに有効に使えるかは、個人差が大きいと言えるからです。

ビジネス以外でもそうですが、知っているだけの状態とそれを上手に活用できる状態とでは雲泥の差があるのと一緒です。

余談ですが、中小企業診断士の人は、意外と有名私立や国公立大、一流企業に勤めているような方や税理士、公認会計士などダブルライセンスの一環として取得されている士業の方が多いです。

勉強法を間違わなければ中小企業診断士は合格が十分可能な難易度(偏差値)

大丈夫です。安心してください。

一次試験も二次試験も勉強の方法を間違わなければ、筆者(筆者の場合は途中まで勉強法を間違えていたため、合格までに時間がかかりましたが・・)のように無名私立大で一流企業では全くなく、頭が良いわけでもない、普通のサラリーマンでも合格できる試験です。

独学での勉強を目指すのであれば、本ブログやそれ以外にも勉強方法を発信しているブログが沢山ありますので、色々と参考にしながら勉強をしていけばOKです。しかし、全てを鵜呑みにせず、情報を取捨選択をしながら勉強していくことが重要です。

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2018年4月1日

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中小企業診断士を他資格と比較した難易度ランキング・偏差値を大公開

忙しく働いているサラリーマンでかつ資格取得は自身のスキルアップの過程として考えている方を想定しているため、レベル高めと言われる国家資格に絞り比較した難易度ランキング(偏差値)となっています。漏れているものもありますが、あくまで筆者の独自かつ偏見で選出した国家資格の一覧となります。

難易度ランキング・偏差値:SS

公認会計士

言わずと知れた、最高峰の国家資格です。上場企業などの決算書をチェックし保証することが主業務となります。

主に大企業を相手にした、「財務諸表監査」は公認会計士の独占業務となっています。東芝と結託して粉飾決算を見逃していたなんて例もありましたね。

会計士には管理会計に強い人が多いという印象を筆者は持っています。学ぶ内容も多岐にわたる会計系科目が存在するため、勉強に専念しないと合格は難しいです。平成29年の最終合格者の約半数は学生だったことが、それを如実にあらわしています。

働きながら独学で国家資格の取得を目指すことを考えると、一部のハイスペックな方を除いて、現実的な挑戦とは言えません。

勉強時間

1~3年

合格率

11.2%

中小企業診断士である筆者の感想

一瞬、中小企業診断士の試験よりも合格率が高いじゃないかと感じますよね。先ほどの一次試験と二次試験の数字に表れない差があるとお伝えしたのと同様に公認会計士の勉強一本、もっと言えば人生のすべてをかけて臨んでいる人のなかでの11.2%です。安易に合格率が高いからという理由で判断すべきでないことは、推して知るべしです。

これは、中小企業診断士として働いていくうえでも重要な考え方だと筆者は考えています。2次試験の財務会計の経営分析でも同じことが言えるのですが、数字だけでよい悪いを判断するのではなく、その後ろに潜む背景や要因をしっかりと突き止める力こそが中小企業診断士の実務では求められるからです。

税理士

皆さんご存知のことだと思いますが、税務のスペシャリストです。中小企業との関りが一番深い士業で、中小企業の社長が経営の相談をする相手の約7~8割が、税理士であるとのデータが出ているほどです。

こちらも、目安勉強時間は2~5年となっているものの、税理士の先生にお話を聞くと10年勉強している人もざらにいる世界で、税理士試験の勉強自体をライフワークにしないと生きていけないとのことでした。私には、税法の丸暗記などは苦行の何もでもないです。税理士の先生(5科目合格)の勉強量は鬼レベルなんだと理解した後からは、時間の大半を資格試験だけに費やされていることに尊敬の念を抱くようになりました。一つのことに多くの時間を投入できるって、精神力が強くないとなかなかできることではないと思います。

勉強時間

2~5年

合格率

各科目約10~15%

中小企業診断士である筆者の感想

何を隠そう、筆者は中小企業診断士試験合格直後に血迷ったのか、合格の興奮冷めやらぬ間にダブルライセンスを目指そうと、一心不乱に予備校にお金をつぎ込んでしまいました。今となっては、せっかくのボーナスをただドブにすてただけと同じ結果です・・・(涙)。

実際に勉強してみると、ワタクシこの勉強まったく向いてないやんけ・・と感じ、1カ月も経たずに封印してしまいました。その理由は、後ほどご説明しますが、この時中小企業診断士の勉強がとても楽しかったせいで、もう他の勉強は楽しいと感じないんだろうなと悟りました。

【税理士向け】中小企業診断士とのダブルライセンスは最強コンボ

【税理士向け】中小企業診断士とのダブルライセンスは最強コンボ

2018年4月4日

難易度ランクS〔激ムズ〕

弁理士

中小企業診断士の経営絵法務で習う知的財産権のスペシャリストです。理系の方の受験が大半であるとの印象を持っています。

国内もそうですが、海外進出時の産業財産権はとても重要な事項であり、当該分野においても非常に活躍されている士業です。

勉強時間

1~3年

合格率

約10%

司法書士

従来からの軸足である不動産登記・商業登記の「登記業務」など法律の専門家です。

筆者は創業相談も多く受け、一緒に創業計画書も作成をしますが、その際に法人で創業する(福祉・介護事業に多い印象です)際は定款の作成が求められるため、司法書士の先生をご紹介することがあります。

勉強時間

1~3年

合格率

約3%

難易度ランキング・偏差値:A

恐らく、働きながら独学で合格を目指そうとすると、中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士のなかでどれにしようか検討する方が多いのではないでしょうか。

社会保険労務士

人事・労務のスペシャリストです。中小企業診断士とのダブルライセンスで保有している人がとても多いです。筆者の周りだけなのかもしれませんが。

中小企業にとっては、税理士に次いで社会保険労務士はとても身近な経営者の相談相手だと言えます。

勉強時間

6か月~1年

合格率

約7%

社労士と中小企業診断士のダブルライセンスの破壊力バツグンすぎ

社労士と中小企業診断士のダブルライセンスの破壊力はバツグンすぎ

2018年3月25日

行政書士

代書屋のイメージが強い方も多いかもしれませんが、行政書士は国・県・市の実証明に関する書類作成・提出手続きなどの代理業務が主戦場です。取り扱う種類は1万種類近くあるとも言われています。

勉強時間

5カ月~1年

合格率

約10%

中小企業診断士の難易度は偏差値50台の中堅大卒でも合格は可能

出身大学によって中小企業診断士の合格のしやすさ(難易度)が変化するのか?

筆者および筆者の周りで中小企業診断士および勉強中の計3人(偏差値50程度の中堅大学、名門私立大学)に話を聞いてみた結果をご紹介しています。

中小企業診断士の難易度〔偏差値が50台の中堅大卒で合格できるか〕

【心配いらない】偏差値が50台の中堅大卒でも中小企業診断士への合格は可能

2018年1月16日

中小企業診断士の難易度は大学生が取得できるのか【就活に有利】

中小企業診断士を大学の在学中に目指す方も最近は増えています。そこで、学生に絞った合格率の難易度や中小企業診断士は就活に武器になるのか、についてまとめました。

中小企業診断士の難易度〔大学の在学中にとれるのか〕

中小企業診断士の難易度〔大学の在学中にとれるのか〕

2018年1月13日

中小企業診断士の難易度は独学で合格できるのか?

中小企業診断士は、働きながらでも合格できます。むしろ、ほとんどの受験生は忙しいサラリーマンです。
そして、独学で合格することも可能な試験であることは間違いありません。
事実、筆者は1次試験6回、2次試験4回と合格するまでに遠回りをしてしまった口ではありますが、独学での合格を勝ち取りました。

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一つ言えることは、独学でも合格は可能ですが、より確実にそして短期間の合格を望むなら通信講座を選択も多いにありです。

独学で合格する方法

遠回りをしてしまった筆者だからこそ確実に言えることは、勉強するテキスト・参考書、問題集は本当に使える良質なものを取り揃えないと、合格は遠のいてしまいます。
筆者が使ったテキスト・参考書、問題集の中でわかりやすかったものを厳選してご紹介しているので、ぜひご参考にしてください。

中小企業診断士の勉強が捗るおすすめの問題集を厳選ピックアップ

中小企業診断士の勉強が捗るおすすめの問題集を厳選ピックアップ

2018年3月16日
中小企業診断士│独学におすすめのテキスト〔一次科目別〕厳選集

中小企業診断士│独学におすすめのテキスト〔科目別〕厳選集

2018年2月5日
さらに、独学で最短合格するために知っているかどうかだけで、合格までの道のりをショートカットできるか、遠回りしてしまうかの分かれ目となる勉強法が存在します。
独学で合格を目指すのであれば知っておくべき勉強法についてご紹介しています。
中小企業診断士への最短合格には勉強法がマジ大事〔裏技あり〕

中小企業診断士への最短合格には勉強法がマジ大事〔裏技あり〕

2018年3月29日
中小企業診断士│過去問の使い方〔これだけ抑えればOK〕

中小企業診断士│過去問(一次)の使い方〔これだけ抑えればOK〕

2018年1月18日

おすすめの通信講座

独学で勉強していく自信がない、一刻でも早く合格したい方は、独学よりも通信講座を活用した勉強がおすすめです。
そこで、主要通信講座5社の価格(費用)を比較した結果、どこがおすすめなのかコスパ最強の通信講座をご紹介しています。
通信講座の価格(費用)は5〜30万円と、学校によってバラバラであるため、あなたに一番適した通信講座を探しましょう。

【コスパ最強】中小企業診断士の通信講座5社の価格・料金を比較

【コスパ最強】中小企業診断士の通信講座5社の価格・費用を比較

2018年4月1日
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同じような境遇の方により多くお伝えするためシェアいただけると嬉しいです!

10 件のコメント

  • H27年度の受験者数が一桁多い気がしますが、この年は約1万人の合格者がでたのでしょうか。

    • コメントありがとうございます。
      簿記二級の勉強範囲が、私の受験していた当時よりも増大している関係もあるかもしれません。
      ご指摘いただきました点を踏まえて、修正させていただきました。
      ご連絡ありがとうございます。

  • 平成30年経営法務は8点の加点がありました。
    今年は完全に諦めていましたが加点に驚きつつも3度目の2次にトライします。

    • コメントいただきまして、ありがとうございます。

      平成30年度は法務がかなり鬼レベルだったようですね。

      何か疑問点や聞きたいことなどあればお気軽にご質問ください。

      3度目の正直での突破を心より祈念しております。

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