- 就活を有利〔ヌルゲー〕にするために、国家資格を取りたいと考えている中堅大学の学生
- 中堅大学の学生になったが、就活が上手くいくか漠然な不安を抱えている人
- 中堅大学だけど、就活戦線に飛び込んだ時に周りの高学歴大学をなぎ倒すほど、ギラギラな自信をブキに就活をすすめたい人
- 中小企業診断士は大学生の就活に有利〔ヌルゲー〕
- 大学生のうちに中小企業診断士を取得できれば、戦闘力〔課題解決能力〕が高い社会人の仲間入り
- ビジネス経験を持たない大学生に限っては一番非効率な独学は絶対におススメしない
- 予備校を利用するなら、ビジネス経験を持たない大学生に一番マッチするマインドマップ学習法を展開する「通勤講座」がおすすめ
最近の検索ワードを眺めていると、どうやら大学生ながらも中小企業診断士の資格取得を目指して本サイトに辿り連れていると思われる方が小数ではあるものの、いらっしゃるようです。
大学生全般では話のくくりが大きすぎますし、よくある一般的な内容をつらつらと述べるだけにとどまってしまう懸念があります。
そこで、筆者は中堅大学卒であるため、先ほどの悩みを持つ人の気持ちが痛いほどよくわかります。といいますか、筆者がこのような思いを当時持っていました(中小企業診断士の資格勉強はしていませんが、興味は持っていました)。大学卒業から10数年たった今だからこそ、伝えられることを綴っていきます。
大学の在学中に本当に取得可能かどうかについて疑問を持っている方は、以下の記事をご覧いただいてから、本記事を読むと、ほとばしるほど熱いモチベーションが湧き上がるはずです。
中小企業診断士の受験者データから大学生の就活に有利〔ヌルゲー〕な2つの理由
ビジネスで一番重要なことは、相手を想いやることです。
具体的に就活の場合でいくと、相手は誰になるでしょうか。そうです、企業の採用担当者です。
採用担当者目線に立った時にぜ中小企業診断士の資格を持っている人材を、なぜ採用したくなる理由は2つです。
- 経営の知識を有していることを高く評価する
- 大学生で中小企業診断士の資格取得者はめっちゃ目立つ
経営の知識を有していることを高く評価するわけ
社会保険労務士や行政書士など他にも同等程度の資格があるなかで、中小企業診断士を取得すると採用担当者はなぜ、経営の知識を有していると高く評価するのは、
経営の知識を持っていると、先ほど述べたビジネスで一番重要な相手を想いやるための素養が備わっていると客観的に判断できる
からです。
中小企業診断士はビジネスパーソンが最もとりたい資格第1位
ビジネスパーソンが取得したい資格ランキング
順位 資格名 割合 1 中小企業診断士 16.0% 2 TOEICテスト(C)レベル470~730 15.4% 3 TOEICテスト(B)レベル730~860 14.8% 4 TOEFLテスト 14.0% 5 宅地建物取引士 12.5%
社会人で中小企業診断士は会社の評価にも直結するTOEICを差し置いて、第1位となっています。
業種業界問わず、相手の意図をくんだ解答を持っているとビジネスマンはデキルビジネスマンです。
そのためには幅広い経営に関する知識をみにつけておかないと、情報を適切に整理できないため、相手の意図をくんだ解答を提示できません。
つまり、社会人であっても、相手を想いやるスキルを高めたいと考えて、中小企業診断士を取得しようとする人が多いのです。
そんなスキルを大学生の内に蓄積しているのであれば、採用担当者が評価するのは納得ですね。
だから、大学生が就活時に中小企業診断士を持っていると、
ビジネスで一番重要な相手を想いやるための素養が備わっていると客観的に判断できるため、経営の知識を持っていると高く評価
されるのです。
大学生で中小企業診断士の資格を持っていると、めっちゃ目立つわけ
面接のときに採用担当者の記憶に深く刻まれることが、就活ではとても重要です(もちろん良い意味で)。
一般的な大学生が採用担当者の記憶に深く刻まれるには、どんな話が振られるかわからない状態で芯の通ったエピソードを話さなければなりません。
それが、中小企業診断士を取得することで、採用担当者の記憶への残りやすさのハードルが格段に下がります。
なぜなら、
大学生での合格者はちょう僅かなので、就活時の面接で話題にのぼること間違いなし
からです。
鉄板ネタを就活のブキとしてもっていることは、他の人がこん棒で勝負する中、ロケットランチャーを装備していると同じくらい戦闘力が高い状態なのです。
中小企業診断士に関する話が振られるとわかっているのであれば、予め話を作りこんで暗記しておけば、適切な面接の対応ができますよね。そんなおいしい話ありません。
中小企業診断士試験の受験者データからわかる稀少価値
年度 | 1次試験 | 2次試験 | ||
---|---|---|---|---|
大学生受験者数 | 大学生合格者数 | 大学生受験者数 | 大学生合格者数 | |
R元年度 | 564名 | 59名 | 74名 | 11名 |
H30年度 | 479名 | 47名 | 55名 | 10名 |
H29年度 | 443名 | 35名 | 47名 | 12名 |
H28年度 | 434名 | 36名 | 50名 | 13名 |
H27年度 | 400名 | 37名 | 48名 | 9名 |
H26年度 | 517名 | 52名 | 63名 | 12名 |
H25年度 | 509名 | 43名 | 74名 | 12名 |
1次試験の合格者数ですら、一番多いH26年度でも52名しかいません。
2次試験に至っては10名程度です。この人数しかいなければ、大学生が就活の時に避けようと思っても避けられないほど、目立つのは必然です。
よって、
のです。
大学生のうちに中小企業診断士を取得できれば、戦闘力〔課題解決能力〕が高い社会人の仲間入り
大学生のうちに中小企業診断士を取得すると、就活の時に有利〔ヌルゲー〕になることはお伝えしました。
就活の時に有利に働くだけでも、中小企業診断士を取得する価値は高いのですが、さらにな・な・な・なんと
を果たせます。
なぜ戦闘力が高い社会人になる必要があるのか
なぜ戦闘力が高い社会人になる必要があるのかは今後の日本経済の行方に大きく関連しており、理由は
- IT技術の進展
にあります。
IT技術の進展

IT技術の進展は日本のみならず世界的にみても、従来のビジネスモデルを破壊し、新たなビジネスモデルへと移行している真っただ中です。
生活におても、仕事においても、全てがITは切っても切り離せない存在へとなっていきます。
最近よく耳にするAI、IoT、ICT、ディープラーニングなどはその代表格とも言えるキーワードです。
さらに業績が好調な企業は、グーグル、Amazon、楽天など軒並みIT系であることからも、わかりますね。
AIの躍進
IT技術の進展によって生まれたAI技術の利用促進を図ることで、日本の人口構造による大きな問題である生産年齢人口減少に国としても企業としても対応を図ろうと模索する取組みがなされています。
メガバンクの1つである三菱UFJ銀行では既存店の約2割を統廃合すると方針を2017年10月末に発表した時には、大きな話題となりました。
これは、業績不振によるものも加味されているかもしれませんが、それよりも今後の方針として、ATMそしてネットバンキングの強化を推し進めていくと、世の中に宣言したと筆者は感じました。
ちなみに、三菱UFJ銀行は短期的目線でも上記の強化の結果、9,500人分の業務量削減の達成を目指すそうです。
現状でも9,500人分の業務量削減をITによって達成が可能であることからも、将来的には生産年齢人口の減少問題による日本経済の衰退は相当数解決できると推察します。
同じような内容が、野村総合研究所さんから発表されていましたので、ご参考までに貼っておきます。
日本の労働人口の約49%が、技術的には人工知能等で代替可能に
労働政策研究・研修機構が2012年に公表した「職務構造に関する研究」で分類している、日本国内の601の職業に関する定量分析データを用いて、オズボーン准教授が米国および英国を対象に実施した分析と同様の手法で行い、その結果をNRIがまとめました。それによると、日本の労働人口の約49%が、技術的には人工知能やロボット等により代替できるようになる可能性が高いと推計されました。
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引用:野村総合研究所
AIの躍進によって求められる従来のビジネススキルが変化する
先ほど挙げたように国としても企業としても、IT技術の進展はメリットがとても大きいですが、労働者目線で考えた時に、AIの利活用の促進はとても脅威です。
なぜなら、先ほどの銀行を例に挙げれば案内係や両替、為替などの単純業務は全てAIに仕事を全て奪われていくことになるからです。9,500人分の業務量をAIが奪ったともみれます。
つまり、IT技術が加速化する中にあって、
今後、企業が社員に求めるビジネススキル
単純作業は人間に求められる能力ではなくなるとお伝えしました。この作業がなくなるということは、新たな能力を身に着けていかなければなりません。
でなければ、使い物にならない産廃扱いとなってしまいます。厳しい時代にこれから突入していきますね。
具体的には、どんな能力かと言うと、ITmediaエンタープライズさんにどんぴしゃのことが述べられていたの一部引用・抜粋します。
私はこのリベラルアーツこそが“人間力”であり、人工知能時代を生き抜くのに欠かせない能力だと考えています。そして、大学では機械的技術よりも、このリベラルアーツ教育をもっと重視するべきだと考えています。
不変の「本質」と可変の「現象」を見極める――現象や結果にばかり目を向けず、原因や本質は何か。それを論理的に思考する能力を養うのがリベラルアーツなのです。
変わりゆく機械的技術は、陳腐化してしまえば価値が下がってしまいます。一方のリベラルアーツは不変の本質なので変化しません。一生使い続ける技術とも言えるでしょう。人工知能を始めとするITが発展すれば、専門知識が陳腐化し、不要になるかもしれません。だからこそ、その土台を担う不変のリベラルアーツが必要になるのです。
筆者が考えていたことと全く一緒だったので、思わず声を上げてしまったほどです。
単純業務が必要なくなるということは、その真逆の業務が多くの人間に求められます。それは複雑業務です。
具体的には、頭を使って答えを出さなければならない仕事です。それは、相手であるお客様の課題を解決する提案力がどれだけ質高く提供できるかです。
そのためには、上記で述べられているように、現象や結果ばかりに目を向けるのではなく、原因や本質は何なのかを見極める論理的な思考能力が重要なスキルになります。
原因や本質は何なのかを見極める論理的な思考能力は、中小企業診断士の試験で徹底的に鍛えられるスキルであるため、社会人としてスタートした時点で、一歩抜きんでたデキるサラリーマンとして、活躍できること間違いなしです。
中小企業診断士の資格取得の過程によって得られるスキルの全貌は、こちらをお読みください。
大学生が中小企業診断士を合格するための効果的な戦略

中小企業診断士の資格を大学生のうちに取得できると、就活にとても有利〔ヌルゲー〕に働くことは分かった。そして、中小企業診断士の資格を取得したいけど、どのような勉強法が一番良いのか知りたいという方に、大学生ならではの合格戦略をお伝えします。
中小企業診断士の直近5年間における受験データから言えること
当たり前ですが、大学生はまだ社会に出ていないので、ビジネスの経験を持ち合わせていません。
一方で、取得を目指す資格は国が唯一認める経営コンサルタントの国家資格であり、バリバリのビジネス知識が求められます。
ビジネス経験を持っていないと、勉強していてもイメージがわきづらいため、思うように勉強が進みません。かといって、市販の教科書を暗記すれば対応できるような試験でもないため、独学での勉強に向いていません。それは、中小企業診断士試験の受験者データにも顕著に表れています。
年度 | 合格率 | |||
---|---|---|---|---|
1次試験 | 2次試験 | |||
全体 | 大学生 | 全体 | 大学生 | |
H30年度 | 30.2% | 10.5% | 18.3% | 14.9% |
H30年度 | 23.5% | 9.8% | 18.8% | 18.2% |
H29年度 | 21.7% | 7.9% | 19.4% | 25.5% |
H28年度 | 17.7% | 8.3% | 19.2% | 26% |
H27年度 | 26% | 9.3% | 19.1% | 18.8% |
H26年度 | 23.2% | 10.1% | 24.3% | 19% | H25年度 | 21.7% | 8.5% | 18.5% | 16.2% |
全体合格率と比べると大学生の場合は10%ほど低い結果が出ています。これは、先ほどのビジネス経験がないため、ビジネス知識を本当に理解しているかどうかの応用問題が多い中小企業診断士一次試験が大きなハードルとなっています。
大学生合格率10%の難関試験であること、就活を有利にすることが目的であり、時間が限られていることを考慮すると、
そのため、まずは中小企業診断士試験を最短で合格するための勉強法をまず知ることが大切です。
中小企業診断士の合格を目指す大学生におすすめの予備校(通信講座)
4つのニーズ別に通信講座を紹介
空き時間を有効活用、業界最安値の講座、関連資格を取得しつつ勉強、取得後(独立・副業等)のサポートを受けたいの4つのニーズ別に中小企業診断士のおすすめ通信講座をご紹介しています。
どの予備校にするのかを検討するうえできっと参考になるはずです。
主要通信講座5社の価格を比較
中小企業診断士の通信(教育)講座の価格・料金を比較検討しています。価格に加えて、サービス品質の2軸から独自の分析をすることで、コスパ最強の通信講座をご紹介しています。
まとめ
- 中小企業診断士は大学生の就活に有利〔ヌルゲー〕
- 大学生のうちに中小企業診断士を取得できれば、戦闘力〔課題解決能力〕が高い社会人の仲間入り
- ビジネス経験を持たない大学生に限っては一番非効率な独学は絶対におススメしない
- 予備校を利用するなら以下を2記事を参考にしてください
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