筆者は昨年の12月からツイッターでも情報発信を行っています。
その中で、以下を固定ツイートに選択をしています。
中小企業診断士試験で知りたい内容あれば、リクエストください!
どこまで実現できるかわかりませんが、鋭意努力して記事化していきます!#中小企業診断士試験 #中小企業診断士 #二次試験 #一次試験も要望があれば #リクエスト情報絶賛募集中— aerozol (@_aerozol) 2017年12月20日
ありがたいことに、メッセージをいただきました。
中小企業診断士の二次試験を再受験するのですが、突破するにあたって、財務・会計がネックだと考えています。
市販されているものでおすすめのテキストがありましたら教えてもらえると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
メッセージにお応えして、筆者が中小企業診断士の二次試験の財務・会計を強化するために有効なおすすめのテキストをご紹介していきます。
おすすめのテキストの紹介に入る前に
中小企業診断士の二次試験の財務・会計において、計算力強化よりも先に身につけなければならないスキル
中小企業診断士の二次試験の財務・会計を得点源にするためには、事例1~3と同様に事例企業の経営課題の把握とそれを解決するストーリーが理解できていないといけません。
中小企業診断士の二次試験財務・会計の過去問を使った独学勉強法については、下記で詳細にご説明していますので、ぜひご覧ください。
中小企業診断士の二次試験の財務・会計計算力強化に必要な考え方
中小企業診断士の二次試験財務・会計の計算力を高めるためには、どんなことが必要だと皆様は考えますか。
いろいろな意見があると思いますが、絶対に間違ってはいけないことは、数をこなせば上達するという、非論理的な考え方からは抜け出しましょう。
中小企業診断士|過去問(設問)の解説〔H26年組織・人事〕の記事内でもお伝えしましたが、一番必要なことは再現性をどれだけ高められるかです。
再現性を高めるためには、何が必要なのか・・・・。
もちろん、数をこなすことはとても大切ですが、それよりもまず先に計算の仕組み(構造)をしっかりと理解することにつきます。
筆者は基礎力と呼んでいたのですが、基礎力を持っていないといくら数をこなしたところで、問われ方の角度を変えられてしまうと、たちまち歯が立たなくなってしまう現象が発生してしまうからです。
特に、中小企業診断士の二次試験では問われる論点はほぼ毎年度同じであるのに、問い方の角度を変えてくることは日常茶飯事です。
このような場合でも、対応できる力を身に着けるためには、先ほどから述べているように足腰をしっかりとするための基礎力を養うことにつきます。
筆者の実際の体験談〔お恥ずかしいですが・・・〕
筆者も中小企業診断士の二次試験受験3回目までは、問題の数をこなせば何とかなるのではないかと考えていました。
気づくのがおせ~よってツッコミがきそうですが、問い方の角度を変えられると軒並みやられてしまうパターンを何度も体験しております。
同じ境遇に陥ってしまっている人は、筆者だけではないのではと思います。そんな人が明るい兆しを持って勉強できるようなテキストを厳選してご紹介しますが、その前にとても大事な考え方について意見を述べておきます。
中小企業診断士の二次試験財務・会計における再現性とは
体力が奪われた中でも、計算間違えをせず完答できることこそが、中小企業診断士の二次試験財務・会計における再現性だと考えます。
実現するためには、公式を単純に暗記するのではなく、なぜその公式が導かれているのか過程を理解することが重要です。
これこそが、再現性を高める唯一の手段だと筆者は考えます。
中小企業診断士の財務対策には無料動画(無料)での理解がおすすめ
下記でご紹介するテキストに加えて、ビジネススクールを運営するグロービスがスキルアップをしたい社会人向けに提供している財務会計に関する動画で勉強すると財務対策の強化がさらに図れます。
理解しにくい論点の代表格である
- キャッシュフロー計算書
- FCF(フリーキャッシュフロー)
- DCF(ディスカウントキャッシュフロー)
- CVP(損益分岐点)分析
を分かり易く解説してくれています。
しかも、お試し無料(10日間)で視聴できますので、独学で勉強しているあなたにとって強い味方になってくれるはずです。
※無料会員登録時にクレジットカード情報の入力と利用プランを選択するため、10日間の無料体験経過後は、選択したプラン料金が発生します。継続を希望しないのであれば、10日目の23時59分までに自動更新の停止を忘れないようにしましょう。

中小企業診断士の財務におすすめのテキスト4選
筆者が合格した数年前の知識だけで紹介するのはもしかしたら実情に即してないかもしれないと思い、大きな本屋さんで中小企業診断士二次試験の財務・会計強化におススメできるテキストがないか色々と探してきたので、筆者の見解を踏まえてお伝えします。
ご紹介するおすすめのテキストは、
- 図解「財務3表のつながり」でわかる会計の基本
- ビジネス会計検定試験1級
- 中小企業診断士2次試験事例IVの全知識&全ノウハウ
- 意思決定会議講義ノート
の4冊です。
上から順にお伝えしていきます。
図解「財務3表のつながり」でわかる会計の基本
貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書のつながりがしっかりと理解できているか否かは、中小企業診断士の二次試験だけでなく、実務において財務分析する際においても、とても重要です。
財務3表のつながりへの理解は、中小企業診断士の二次試験で問われる問題の数々において、一番土台となります。
ここの理解が進んでいるかどうかがで、ご自身が財務会計を理解できているかどうかの尺度の一つとして捉えてください。
キャッシュフロー計算書の問題を間違われてしまう方は、もう一度学び直した方がよいことは、間違いありません。
そこでおすすめのテキストなのが、図解「財務3表のつながり」でわかる会計の基本です
著者の國貞克則さんは、財務3表一体の重要性を説く第一人者です。その方が、初級者向けの本を何種類が出しているのですが、その中でも、激押しの一冊です。
対象は初心者となっていますが、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書を既に学んだ中小企業診断士受験者にとっても、とても参考になります。
おすすめのポイント〔1〕全体像の理解が促進される
財務3表まとめて説明してくれているので、会計で理解しなければならない財務3表のそれぞれの役割と、関連の仕方など全体像をしっかりと把握できます。
おすすめのポイント〔2〕図解だからイメージしやすい
図解であるため、とても理解しやすく、イメージがわきやすいです。
初心者向けの本だと思ってあなどることなかれ。
中小企業診断士の二次試験において、財務会計が苦手な方はもちろんのこと、得意な方も理解をさらに深めることは請け合いです。
おすすめのポイント〔3〕実企業の財務3表を使用
ANA(全日本空輸)とJAL(日本航空)、ソニーとグーグル、アマゾンとイオンといった実際の会社の決算書をもとに、着目すべきポイントなどを使用して説明されているので、中小企業診断士の二次試験のような架空ではなく、リアルさを感じながら勉強ができます。
さらに理解を深めたいという方は、國貞克則さんのシリーズの中で、もう一つの最高傑作と呼ばれている財務3表一体分析法を読んでみることをおすすめします。
これを読むと、経営分析の見方や勘所を掴むことができます。
ビジネス会計検定試験1級
中小企業診断士の2次試験の財務・会計に直結する検定試験として、ビジネス会計検定試験があります。
ビジネス会計検定試験自体を受ける必要は、全くありませんが、問題集が中小企業診断士の二次試験とかなり親和性が高かったのでご紹介します。
おすすめのポイント〔1〕財務3表の理解が促進
中小企業診断士の二次試験と出題方法は異なりますが、大問の1つに財務諸表の分析が必ず出題されています。
そのため、先ほどご紹介したテキストを読んだ後にビジネス会計検定試験で勉強を行うと、貸借対照表と損益計算書とキャッシュ・フロー計算書の関係の理解が劇的に深まります。
おすすめのポイント〔2〕計算間違い防止トレーニングに有効
財務諸表の勘定科目が2次試験よりも細かいため、計算間違い防止の練習に打ってつけです。
仕事が終わった後のくたくたの状態で、本テキストを活用して計算間違い防止のためのトレーニングへの活用にしましょう。
おすすめのポイント〔3〕企業価値の計算問題が豊富
ファイナンスの問題は、中小企業診断士の二次試験以外の問題集を探してもあまり見当たりません。
記述問題はあまりないので、あくまで計算問題がメインとなりますが、企業価値の問題が豊富に掲載されている稀少なテキストです。
企業価値の問題が苦手な方であって、基礎的なところから取り組み直したいとお考えの方には、おすすめアイテムだと言えます。
[itemlink post_id=”8067″]中小企業診断士2次試験事例IVの全知識&全ノウハウ
筆者が受験していた時にはなかったように記憶しています。久しぶりに本屋で中小企業診断士試験の関連テキストを眺めていた時に、これはおすすめできると感じました。なぜ、そのように思ったのかですが、
おすすめのポイント〔1〕頻出論点別
中小企業診断士の1次試験における過去問の使い方で、重箱のすみをつつくような知識を覚えるのではなく、頻出論点を完璧につぶすことが重要だとお伝えしました。
※理由や詳細が知りたい方は、下記をご覧ください。
これは、中小企業診断士の1次試験だけでなく、2次試験においてもガッツリ当てはまります。
しかし、自分で頻出論点はどれなのかをいちいち調べるのは時間のムダですよね。
なんとこのテキストは、頻出論点である「経営分析」、「損益分岐点分析(CVP)」、「意思決定会計」、「セールスミックス」、「オプション・為替予約」、「キャッシュフロー計算書」、「その他」に絞って紹介してくれています。
勉強範囲を限定してくれているので、取り組みやすいですよね。
出題頻度の高い重要テーマから優先順位をつけて効率的に学習できるので、特にストレート合格を目指す方におすすめのテキストとなります。
おすすめのポイント〔2〕中小企業診断士の二次試験過去問がベース
中小企業診断士の二次試験の過去問題から編集した問題構成となっているので、よくある中小企業診断士の二次試験の財務・会計問題集として販売されている、単なる計算問題を解くためではなく、計算過程や記述の方法までこれ一冊で学ぶことができます。
使い方としては、過去問題に本格的に入る前の補助輪として本テキストを活用されるのが一番適していると筆者は考えます。
[itemlink post_id=”8068″]意思決定会議講義ノート
中小企業診断士の二次試験受験者の方であれば、ご存知の方も多いかと思いますが、財務会計の仕組みを一層深く理解したいなら、意思決定会議講義ノートで勉強を行うことをおすすめします。
おすすめのポイント:財務・会計の揺るぎない対応力を身につける深い知識
公認会計士試験の問題集であるため、中小企業診断士の二次試験で求められているレベル以上の内容となっていますが、損益分岐点分析や設備投資の経済性計算については、とても深いところまで学べるため、二次試験本番で揺るぎない対応力を高めたいという方はおすすめします。
筆者も、意思決定会議講義ノートを使って勉強を行いましたが、全て章を勉強した訳ではなく、先ほどの損益分岐点分析、設備投資の経済性計算、企業価値のあたりだけをつまみ食い的に利用をしていました。
内容が深すぎる論点もあるので、あまり必要のない部分まで足を突っ込んでいってしまうと泥沼にはまりますので、ご注意を。
この書籍は、とてもレベルが高いため、中小企業診断士の二次試験(一次試験)の財務・会計が得意な方が、さらに強化するために活用することが目的であれば、ぜひ購入したほうがよいです。
しかし、中小企業診断士の二次試験(一次試験)の財務・会計があまり得意でない方が購入することは、おすすめしません。
理解するまでに相当程度の時間を要してしまうだけでなく、先ほどもお伝えした通り、頻出論点外の内容も混ざっているため、時間対効果を考えると、本テキストよりもこれまでにご紹介したテキストを勉強したほうが成果が高められます。
プラスアルファのテキストという位置づけで捉えてください。
まとめ
過去問の徹底研究が最重要項目であることが大前提です。
過去問の徹底研究がおろそかになりそうだと感じた方は、おすすめテキストには目をくれず、過去問題の徹底理解に努めて下さい。
お分かりになった方もいらっしゃるかもしれませんが、上から重要度が高い順にテキストをご紹介しましたので、ぜひご参考にしてください。
中小企業診断士の二次試験の財務・会計で圧倒的な力をみにつけ、合格されることを応援しております。


















しかも、社会人が働きながらMBAを取得する学校として人気のあるグロービス経営大学院の講師が教えてくれるので、使わない手はありません。