中小企業診断士である筆者の素性

筆者遍歴の紹介

中小企業診断士試験合格まで

平成27年度に合格した中小企業診断士のaerozolです。

中小企業診断士の一次試験を4回、そして二次試験をなんと6回も受けるはめになりました。中学・高校と国語だけは得意だったはずなのに、国語の試験と言われる中小企業診断士の二次試験はなぜなかなか突破できなかったのか。理由は、国語の試験でありながら、似て非なるものだと理解できていなかったことです。

特に、中小企業診断士試験を独学によって合格を目指す皆様にとって、学習効率が高まるような情報を提供していけたらと思っています。

中小企業診断士の試験を振り返ってみると

合格前年度の二次試験の組織・人事の事例でA評価をとった時に、中小企業診断の試験で求められている本質をぼんやりと理解できました。

この中小企業診断士の本質の正体を何となくではなく、明確に・はっきりとつかむことが中小企業診断士の試験に合格することはもとより、中小企業診断士の試験合格後の実務で活躍するためのスキルに直結すると野生の勘が働いたようです。

よくよく考えてみると、あえなく不合格であった平成26年度は、ベースは独学であったものの、予備校の模試を2回受けるなど、目的意識などを持たず、何となく勉強をこなす作業的な意味合いが大きかったように思います。

合格した平成27年度は、ぼんやりと見えた中小企業診断士の本質を掴むことだけに全精力を傾けました。そのため、過去問以外の勉強は行っていません。

結果として、過去問以外に手を付けなかったことで、中小企業診断士の試験が求める本質を理解することができたと同時に、仕事の幹となる考え方やスキルを手に入れることができました。

中小企業診断試験の本質とは何かが知りたい方は、こちらをお読みください。

中小企業診断士とは

2017.11.24

言っていることは、極めて当たり前です。恐らく、合格年以前にも目にしているはずなのですが、自分のなかで響いていなかったのだと思います。

何も分からず運よく資格だけ取得することは筆者の本意ではありませんので、時間こそかかってしまいましたが、中小企業診断士の本質に試験勉強を通して気づけたことは、逆に今では良かったと感じています。

中小企業診断士の試験に合格した平成27年度の得点開示請求の結果

合格後に、中小企業診断士の二次試験の得点がどのくらいとれていたのかを知るため、中小企業診断協会に得点開示請求を行いました。

中小企業診断試験の得点開示請求方法が知りたい方は、こちらをお読みください。

中小企業診断士|二次試験の評価〔得点開示請求〕は宝の山

2017.12.15

結果は、以下の通りです。

科目 組織・人事 マーケティング 生産・技術 財務・会計 合計
評価
点数 86点 58点 64点 76点 284点

中小企業診断士の試験に合格した平成27年度の得点開示請求の結果を受けての感想

得点が記載された封筒を開けるときは、合格しているものの、筆者の考え方があてはまっていたのか答え合わせをするような気分であったため、とてもドキドキしたのを覚えています(中小企業診断士の二次試験の合格発表を見た時以上にドキドキでした)。

得点結果をみていただければお分かりになりますが、マーケティングは58点と合格点には達しなかったものの、筆者が感じた中小企業診断士の本質と、中小企業診断協会が求めているものと一緒であったことを証明できました。

平成27年度は徹底的に過去問だけを研究した結果、中小企業診断士の本質を本当の意味で理解できれば、6割前後の得点は安定的に獲得できるように出題者は問題を作成してくれていることは、間違いありません。

仕事について

中小企業支援機関に勤めており、プレスリリース(成功率90%以上)、販促物制作、創業、経営計画策定支援を得意としています。
小規模事業者と接する機会が多いため、中小企業診断士で学んだ内容をもとに事業者が帰ったら直ぐに行動を起こそうと思える支援ができるよう、日々精進しています。

本サイトを立ち上げた理由

中小企業診断士らしく、MECE(もれなく・ダブりなく)な視点で、理由をお伝えします。ただただMECEが言いたいだけではと思った方、すみません。図星です。

読者の皆さまにご提供したいこと

中小企業診断士の資格を取得して一番感じたのは、独立診断士・企業内診断士を問わず、中小企業支援のスキルを本当の意味で有している、いないの二極化がすさまじい程にくっきりとしていたことです。

そしてこの境目となるのは、中小企業診断士のベースとなる課題把握能力だとも感じています。

中小企業診断士の試験勉強に役立つ情報提供していくため、もちろん短期的な目線では中小企業診断士の試験合格のための勉強法です。しかし、本当の意図は試験合格の勉強法ではなく、中小企業診断士の資格取得後の実務で本当に活きるスキルのベースを試験勉強と同時にみにつけていただけるような内容を情報をご提供できるよう頑張ります。

筆者自身が実現したいこと

中小企業診断士として、支援領域の拡大および質的向上を図るため、WEBによる支援スキルを高めている最中です。WEB開発に必要と言われるプログラミング言語であるHTML、CSS、javascript、phpの基礎的な部分は習得しました。これを踏まえて、WEBマーケティングノウハウ、特にSEO対策によるアクセス数を増加させるノウハウ習得を目指します。

なぜWEBマーケティングノウハウをみにつけたいのか

筆者は新卒で、中小企業支援機関(経営コンサルティング業務)に入社しています。聞こえはいいですが、泥臭い仕事を多くこなしています。そんななかで、最近はWEBに関するご相談を多くいただくようになった関係もあって、先ほどお伝えした通り、WEBプログラミングの基礎を習得しました。

WEB制作技術を更に極める道もあったのですが、よくよく考えてみると、自分自身がやるべきことはそれよりも、顧客の価値をいかにして最大限発揮する引き出しを持つことができるかの方が重要だと思い直しました。

WEBプログラミングは基礎的なレベルを持っていれば十分で、それ以上にWEBマーケティングノウハウをみにつけたほうがお役に立てると考えたことが、本ブログを始める発端となっています。

ブログを実際に初めてみて

WEBの力は無限大です。

中小企業診断士の知識とWEBに関する知識、ノウハウを掛け合わすことができれば、これまで以上に多くの企業をよりハッピーにできると実感しています。

aerozol

同じような境遇の方により多くお伝えするためシェアいただけると嬉しいです!

12 件のコメント

  • 独学にて1次を4回、2次を3回受験した末にようやくH29に合格しました。似た境遇における合格までの苦労を察し、尊敬します。ITスキルもすごいですね。
    当ブログ(HP?)は非常に有意義と思います。独学では本質を習得するまで時間がかかるのは全く同意です。私も長年かけて徐々にてコツをつかみ、合格年では、これまでの苦労とはうってかわって、短時間の勉強でも1次全科目合格、そのまま2次もに合格、でした。

    • コメントありがとうございます。

      独学だと本質に気づくまで(コツ)に時間がかかりますよね。ジャンボ様も同じような境遇で、諦めず勉強を継続されたこと本当にすごいです。

      私の場合、恐らくジャンボさんも同じだと推察しますが、資格を取得したかったこともありますが、それ以上に自分自身のスキルを高めたいと思って勉強を開始しました。

      回り道をしたからこそ、中小企業診断士として本当に必要な基礎能力をみにつけられたとも感じます。

      独学の良いところは、自分自身ですべて考えて行動していかなければならないことにつきると思います。

      まさに診断士、コンサルに求められる一番の能力ですよね。

      この能力をみにつけるために独学で試験を受ける人を応援するブログを今後も展開していきます!

      ITスキルはまだまだでして、もっともっと学ぶ必要があると感じる毎日です。スキルをみにつけ、WEBに強い本物の診断士として事業者の業績改善に導くことを夢見て頑張ります。

      これからも暖かい目で見守っていただけると幸いです。

      ジャンボ様のこれからのご活躍を祈念しております。

  • はじめまして。中小企業診断士の資格を勉強する中で、現在の事業をより俯瞰してみる、経営者目線で考えられるようにと思っている、26歳の管理栄養士です。いずれはM&Aにも携わって行けたらと考えております。
    1日どれくらいの時間を割いて、勉強をされていたかや、その時のモチベーション維持の方法などお伺いできますでしょうか。

    • コメントありがとうございます。

      管理栄養士とは、素晴らしい資格をお持ちでいらっしゃいますね。

      いただいた質問ですが、以下でご回答いたします。

      • 1日どれくらいの時間を割いて勉強しているか

      私の場合は1次試験4回、2次試験6回受験しているため、受験終盤はそれほど勉強しておりませんでした。

      1年目の初学の時は、1日2時間、休日4~5時間ほどだったと記憶しています。

      勉強時間に関しては、安田様のスタート時の知識量によってかなり増減するはずです。
      また、1年での合格を目指すのか、それとも2~3年と複数年計画をたてるのかによっても、変わってくるかと思います。

      勉強する癖をつけるために時間で考えることは重要です。ただし、勉強時間だけを追ってしまうと量をこなすことに満足感を得てしまいますので、ぜひ質にこだわって勉強してみてください。

      • モチベーション維持の方法

      モチベーションの維持に関しては、勉強を開始する前に中小企業診断士の取得をなぜ自分がしたいのかを具体的に描いておいたことが私のなかではよかったです。

      私の例になりますが、初めは漠然と経営コンサルタントの資格でカッコいい!が勉強をはじめたきっかけです。

      ただその後、資格取得することで得た知識や資格自体をどのように活かしたいのか?活かせそうなのか?を考えるようになり、職場内を見渡してみると中小企業診断士を1人しか取得していないことに気がつきました。※私の職場は中小企業支援機関(経営コンサル会社)です。

      つまり、中小企業診断士を取得できれば、職場内での差別化が図れるとともに、初対面のお客様に信頼していただける1つの要因として活用できるだろうと考えたことがモチベーション維持となったのです。

      特に職場内での差別化が図れることが、私の中では非常に大きなモチベーションとなりました。

      気分転換に散歩や運動、友達と遊ぶなどは短期的なモチベーション維持となりますので、そこまで重要ではありません。(数日休めば必ずモチベーションは復活してきますので)

      それよりも根本的に中小企業診断士の資格取得を目指すための目的をしっかりと明確化させておかないと、モチベーションが下がってきた時にズルズルといってしまう可能性が大きくなりますので、ご注意ください。

      お応えできる範囲であれば、ご返信できますので、その他ことでもお気軽にご質問ください。

  • はじめまして。コメント失礼致します。ブログ大変にわかりやすく、感動しています。
    私自身、中小企業診断士の勉強をはじめたいと思っています。当方は以前公認会計士試験に合格して監査法人で数年間実務を積んだものです。
    勉強にあたり、時間的な制約が大きいため、独学で勉強しようと思っています。受験を断念した友人から2016年度のテキストをいただいたのですが、過去のテキストでも対応できますでしょうか?ご教示頂けますと幸いです。よろしくお願い致します。

    • ふゆき様

      つたないブログをお読みいただきましてありがとうございます。

      公認会計士に合格されているということなので、かなりアドバンテージがある状態で勉強開始できると思います。経済や財務・会計など。。

      ご質問いただきましたテキストの件ですが、基本的には昔のものでも問題ないかと思います。ただし、中小企業経営・政策に関しては、最新年のもの(毎年の中小企業白書から出題されるため)でないと役立たないのでご注意ください。

      あと、経営法務含めて、法律や制度改正されている部分は最新のものにアップデートしておく必要があります。この辺りは、過去問を使いながら勉強していけば、どこが古い情報なのかはほぼほぼ特定できるはずです。

      ご不明な点等あれば、お気軽にご連絡ください。中小企業診断士の勉強頑張ってください!

      応援しております。

  • はじめまして、コメント失礼致します。
    過去問解説とても分かりやすく大変参考になりました。
    二次試験対策として、合格された年に過去問に絞ったとありすが、どういった復習ややり方をされたのでしょうか?
    教えていただけたらと思います。
    よろしくお願い致します。

    • かぴー様
      コメント誠にありがとうございます。
      復習としては、(1)マクロな視点、(2)ミクロな視点でみることが重要です。
      (1)マクロな視点では、

      • 経営課題は何か?
      • なぜそれが経営課題と言えるのか?
      • どのようにすれば経営課題と読み取れるようになるのか?
      • 経営課題をもとにストーリーはどのようになっているか?
      • といったことを意識していました。
        具体的には、下記の記事などがそうです。
        https://www.chusho-shindanshi.com/nijishiken/readpower/yoken1/

        ミクロな視点では、

      • 制約条件
      • 切り口
      • 与件活用
      • 一次知識

      などを行っていました。
      また、ふぞろいな合格答案をみながら、多くの人が答えている解答要素をみながら、なぜその解答になるのか思考プロセスをたどることや、時間をかけても良いので自分が考えられる完璧の解答を考えたりしていましたよ!

      特に、マクロ的な視点の理解が進んでくると、答えを大きく外さない(合格レンジに安定しては入れる)解答が可能となっていきます。しかし、多くの二次受験者はミクロな視点(テクニック)に目が活きがちです。実際、私もそうでした。むしろ、重要なのはマクロ的な視点でしっかりとその企業の成長ストーリーが描けているかです。

      ですので、1事例にかける時間は1週間とか2週間かかっていました。

      ざっとですが、私の合格年の試験対策は上記の感じです。
      不明点やもっとこういう所聞きたいなどあれば、お気軽にご質問ください!!

      応援しております^^。

      • お礼が遅くなってしまいましたが、丁寧なご回答ありがとうございました。
        書かれていた記事などを参考に頑張りたいと思います。

        • かぴー様

          とんでもございません。
          こちらこそ、わざわざご返信くださいましてありがとうございます。

          中小企業診断士の試験で一番重要なのは、合格に向けて正しい方向で勉強していくことです。
          特に二次試験は、解答が公表されないブラックボックスな部分があるため、よりその傾向が強いかと思います。

          いつでも分からないことなどあればご質問ください。
          応援しております!!

  • サイトを読まさせて頂きました。私も中小企業支援機関で働いていて、コンサルタントと関係ない仕事もやったりと、境遇が似ている、共感することを感じました。なんとかコンサルタントとして、差別化が出来るように、試験に合格したいです。
    経営法務や中小企業経営政策は科目合格した経験がありますが、理論系の財務や経済学、運営の計算が苦手です。特に1日目が苦手です。
    仕事が忙しくなって、細切れ時間を使った中で、数字、計算系など、どのように対策すれば、科目合格まで持っていけるでしょうか?
    暗記とは違った何かうまい勉強方法を教えて頂きたいです。
    わからないところは、回答を丸写しもしますが、なかなか覚えられないです。
    ご教示お願いします。

    • abc様

      コメントありがとうございます。

      同じ境遇ですね。中小企業診断士を取得することは有資格者としてはもちろん、知識だけでなくそれをを個別企業に当てはめてカスタマイズする知恵の提供できるスキルがみにつけられますので、ぜひ試験勉強頑張ってください^^

      ご質問の理解系科目についてです。

      財務、経済、運営の計算全てに共通することは、なぜその計算や解答を出すのか?根本を理解することかなと感じます。

      私は勉強開始当初は、例えば財務の公式、経済のIM-LMの線の動きによる結果のみを暗記しようとしていました。
      確かに、暗記しても過去問で出たことのある簡単なレベルの難易度であれば解けます。
      しかし、悲しいことに本試験では全く同じ問題が出ることは稀で、少し角度を変えて問われることが多いです。
      本質的に聞いていることに変わりはないのですが、結論や結果だけを暗記して解答しようとしてしまうと、この少し角度を変えられるとたちまち解けなくなってしまいます。

      だからこそ、公式ではなく、その計算過程を通じて何を求めようとしているのかといった「なぜ?」を考えることが重要です。
      CVP分析であれば、最終的に計算過程の意味さえ捉えられて入れば、売上=費用+利益さえ思い出せれば解答は導けられるようにしておくことです。

      私はこの意識に変えて勉強に取り組み始めたら、上手く行き始めました。

      時間は少しかかってしまうかもしれませんが、abc様のコメントを拝見する限り、一定レベルの知識は習得されていると推察しますので根本やプロセスを理解する勉強意識を取り入れられると変わっていくはずです。そして、この勉強法は必ず二次試験の勉強にも活きていきます。

      その他でもご質問いただければ、ご回答しますのでお気軽にご連絡ください。

      応援しております^^!!

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