中小企業診断士│2次試験過去問H25|ストーリーで導く解答

2次過去問H25|ストーリーで導く解答

中小企業診断士の二次試験H25年度ベスト解答

先回、実際に中小企業診断士二次試験のH25年度で実際に提出した筆者の解答をお恥かしながらも、公開させていただいた。

診断士2次試験過去問H25|C評価答案を赤っ恥大公開(詳細は下記をクリック)で見ていただいた通り、オラオラ度がとても高い解答となってしまっている。また、社長が困っている経営課題を解決するストーリーを全く描けていないこともお分かりいただけたのではないでしょうか。

今回は、筆者が考える80分内で対応可能なベスト解答を公開いたします。

すべてを同じように解答する必要性は全くありません。相対評価ではあるものの、60点をとれればOKであるため、40%は間違ってもよいとの感覚で望むことが本番では重要です。

経営課題やストーリーが描けていれば、各設問で0点になるという事態を防ぐことができる、最低でも半分はとれるようになることから、安定して60点前後の点数を獲得できるようになるはずです。

各設問の解答は下記の通りとなります。

第1問設問1

解答

留意点は、1これまで蓄積してきた宣伝広告ノウハウを活して既存市場での認知度の高める施策を行う事、2コールオペレーターの顧客対応力の高さを活し既存顧客の満足度を高め、リピート率を向上させる事。

設問から

設問から市場浸透戦略なので、既存顧客既存商品(サービス)でしたね。

与件から

第6段落の過去~現在において、経営課題を解決できた要因が記載されていました。それは、宣伝広告の積極活用で市場認知度を高めてきたことです。既存顧客(市場)にあたります。

また、梱包などの要素は外注した内容となるため、既存商品(サービス)はと考えると非正規社員であるコールオペレーターになりますよね。

第1問設問2

解答

留意点は、コア・ノンコア業務に応じ経営資源の配分である。具体的には、1宣伝広告は正社員に任せノウハウを蓄積、2梱包等の周辺業務は外注、オペレーター業務は非正規社員を活用し効率化を図る、事。

設問から

こちらは設問1と同様であるため、既存市場既存サービスとなります。また、設問1との関連から、正規・非正規社員の観点で切り分けられそうと想定できるとOKです。

与件から

第6段落に、梱包などを外注するアウトソースを活用したことが描かれていました。このあたりも、成長の一端となっています。つまり、正規・非正規、外注の観点で記載できそうです。解答では、正規と非正規・外注としていますが、自社と外注の観点にわけて記載しても問題ありません

いずれにしても、この3つの要素が入っていることが大事です。

第2問設問1

解答

理由は、1顧客が中高年の主婦層と同年代なので顧客ニーズを把握しやすい為、2勤務経験があるので顧客対応力の高い即戦力として活用できる為。

設問から

勤務経験のある中高年層という言葉を、分解して考えることがポイントでしたね。

具体的には、「勤務経験」と「中高年層」でしたね。

与件から

これまで同様の事項を継続・強化ですね。経営課題としては、次世代を担う商品の企画を非正規社員に想定しているとは思えないので、第1問同様に市場浸透戦略となります。つまり、既存市場と既存サービスです。既存市場については、ターゲットが中高年層だからですし、勤務経験は即戦略ということは、候補に浮かぶと思います。

第2問設問2

解答

施策は、1短時間労働制度を導入で非正規社員が働きやすい職場環境を構築しモラールの向上を図る、2新商品提案制度や顧客対応が優れた従業員を表彰する制度を導入し能力の向上を図る、事。

設問から

賃金制度以外の人事制度でしたので、動機づけ衛生要因を切り口の観点として、解答を組み立てていきます。動機づけ・衛星要因の具体的解答は、知識として覚えておきましょう。必要な知識は、後日ご紹介いたします。

与件から

特に該当しそうな部分はありませんでした。助言(提案)問題となりますので、設問の制約条件に適した一次知識を展開すれば問題ありません。このような助言問題は、解答にある程度の幅を持たしていると筆者は考えます。

第3問

解答

理由は、1計画的な教育の実施で次世代を担う新商品の開発し新市場の開拓を行う、2宣伝広告ノウハウの継承を行い通信販売事業を長期的に継続する組織体制を構築する、為。

設問から

大学新卒でしたね。なぜ、大学新卒なのかというと、長期的に健康食品事業の継続です。そのためにやるべきは、既存と新規事業の両面から若い力を使って強力に推進していくことです。既存については、第1問で出ていましたよね。ここでの比較は中途採用(正規社員)でした。

与件から

中小企業にとって、商品企画が競争優位性になりえる旨は第1段落に記載されています。さらに、最終段落には次世代を担う商品の企画を求められています。助言問題ですので、この状況を打開するために一次知識を活用して提案できればOKです。

第4問

解答

理由は、1外注任せにしてしまったことで商品開発に必要な情報を入手できていない、2顧客データを分析できる組織体制でないので顧客の声を活かしきれていない、為。

設問から

設問から、(1)ICTの専門業者に委託したことによるもの、(2)顧客データベースの活用方法によるもの、の2点の観点から記載することが分かります。

与件から

ICT業者任せということが書かれていますが、それ以外は特にありません。与件に書いていなくても、経営課題やストーリーをもとに導くことをしっかり理解できていると、中高年層の顧客の声がしっかりと活かしきれているのかが想像できますね。結果として、第2問や3問とつながっていることもわかります。

筆者の解答を俯瞰してみていただくと各設問が有機的に結びついていることがご理解いただけると思います。しかし、無理やり各設問をつなぎ合わせているのではなく、経営課題を解決するストーリーを導きだせているので、あとはそれを各設問がどこに当てはまるのかをパズルのように考えているだけです。

私のムダな経験が中小企業診断士の二次試験を独学合格目指す皆様に、少しでもお役にたてていれば幸いです。

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