- 3文字英語を覚えても、覚えても頭に入らない方
- MRPやERPなど3文字英単語を見ても、全くイメージがわかない方
- 理解が不十分のまま、ゴロ暗記など力技で乗り切ろうとしている方
最初に、本記事の要点を以下でお伝えしておきます。
- 何も理解しないまま、語呂合わせによる力技での暗記はおすすめしない
- 3文字英語の略語をたどってみる
- 略語のもとをたどることで意味を知り、そして図(映像)で覚える
- 類似ワードをひとまとめにして覚える
上の記事でもご紹介していますが、筆者はTwitterで疑問や質問、リクエストなどを受け付けています。お気軽にご連絡ください。可能な限り、記事化してお応えいたします。
ありがとうございます!生産管理は現場の人でないと、イメージ全然わきませんよね。ほんと、3文字英語多すぎです。それでは、生産管理を例に過去問勉強法について、記事作ってみます!この一連のやりとりを記事内で紹介しても大丈夫でしょうか?
— aerozol (@_aerozol) 2018年2月9日
3文字英語を英語で覚えようとしたけど英語が苦手で。。笑
ありがとうございます( ´ ▽ ` )
楽しみにしてます。
とのご質問をいただきました。
ご希望にお応えして、中小企業診断士の1次試験の各科目を勉強していく中で、ちょこちょこ登場する3文字英単語の攻略法を綴っていきます。
先に結論をお伝えしておくと、正攻法での勉強方法が一番効果があります。
中小企業診断士の1次試験の勉強で3文字英語に苦戦する理由
3文字英単語に限らず、略語や造語はとても覚えにくいです。
若者言葉であるマジ卍なんて、おっさんにはチンプンカンプンです。
しかし、若者の間では共通語となっています。
3文字英単語はこれと同じ現象だと筆者は考えます。
言葉を見て頭の中に映像がでるかどうかが勝負の分かれ目
先ほどのマジ卍ですと、若者の間では卍の形がイケてるということからきているそうですが、彼ら彼女らはマジ卍のワードから、マジイケてる・やばいという感情が頭のなかで映像として出ています。
しかし、おっさんである筆者はそんな由来など全く知らないので、チンプンカンプンといった具合です。
これは、マジ卍だけに限ったことではなく、売れるキャッチコピーも実は全く同じ構造です。
具体例を挙げて考えてみます
トレーニングジムがチラシで集客しようとしていると仮定します。
その時のキャッチコピーとして、次の2つがあった場合、どちらの方がいきたくなると思いますか。※ターゲットは同じと考えてください。
ダイエットのことならお任せください
体脂肪率を27日間で5%減らし、手越裕也ボディでの合コン参加でお持ち帰り確率が2.3倍
少し極端にしましたが、答えがその2であることは明白ですよね。
自分がこのサービスを受けたときにどんな状態になるのかが頭の中に映し出されるからです。
これは、頭の中で映像が流れると、人間は無意識のうちに親しみを持ち、記憶にとどめる機能を本質的に持っているところからきています。
マーケティングが上手な会社はこの本質的な部分をくすぐることに非常に長けています。
ちなみに、筆者は手越祐也の熱狂的なファンではありませんのでご注意ください。でも、イッテQの手越君は大好きです。誰もそんなことはなから思ってないよと感じても、温かい目でスルーしていただけると心がホッとします。
キャッチコピーを詳しく知りたい方は、ストーリーで物を売ることを提唱する湘南ストーリーブランディングの川上徹也さんの以下の参考書がおすすめです。
中小企業診断士2次試験の本質はストーリーが描けるかにかかっているとお伝えしていますが、それを体現している超実力派のコピーライターさんです。
中小企業診断士の1次試験の3文字英語であてはめてみると
MRPやCPMなどの3文字英単語だけで覚えようとしても、何も頭の中に映像は出てきません。この状態で、無理やり暗記しようとすると、短期的な記憶や覚える量が少しであれば問題ありませんが、中小企業診断士の1次試験は7科目というボリュームであり、かつ長期記憶にしていかないと合格ラインである6割を確保することはなかなか難しいです。
もっと言ってしまえば、短期的な記憶で覚えても、資格取得後に本物の中小企業診断士として活躍しようと考えた場合は、何の役にも立ちません。
そのため、語呂合わせによる力技での暗記を筆者はおすすめしません。
本物の中小企業診断士とは何と思った方は、こちらをあわせてお読みください
中小企業診断士の1次試験の暗記科目で苦労する3文字英語への対策
中小企業診断士の一次試験の3文字英単語を攻略するためには、略語のもとをたどることによって、頭のなかで3文字英語を映像化することです。
中小企業診断士の1次試験の科目で使われている3文字英語の略語をたどってみる
- 略語のもとをたどることで意味を知り、そして図(映像)で覚える
- 類似ワードをひとまとめにして覚える
中小企業診断士の1次試験の科目で使われている3文字英語を見た時に頭の中で映像がでるようにするためには、3文字英語のもとをたどることとお伝えしました。
中小企業診断士の1次試験の運営管理〔生産管理〕で具体的にお伝えしていきます。
- 略語を英単語に直す
- 英単語を日本語に直す
- 3文字の日本語をつなげ、意味を理解する
- さらに、図解とセットで覚えることで映像として記憶する
- そして、中小企業診断士の1次試験の過去問でどのように問われているかチェック
略語のもとをたどることで意味を知り、そして図(映像)で覚える
まずは、略語のもとをたどっていきましょう。MRPでご説明していきます。
MRP
運営管理のなかで、MRPは超がつくほどの頻出論点ですので、確実に押さえておきたいワードです。
MRPを資材所要量計画という単語で覚えている方が多いのではないかと思います。
でも、資材所要量計画って聞いて映像やイメージってわきませんよね(映像がでた人は理解できているとお考えください)。ここが、記憶できない大きな要因となっています。
-
略語を英単語に直してみる
-
英単語を日本語に直してみる
-
3文字の日本語をつなげ、意味を理解する
-
図解とセットで覚える
-
中小企業診断士の1次試験の過去問でどのように問われているかチェック
それでは、まず3文字英語の略語を直すと、以下のようになります。
| 頭文字 | 単語スペル |
|---|---|
| M | Material |
| R | Requierment |
| P | Planning |
略語を直しただけでは、なんのことかさっぱりです。筆者は英語が大の苦手なので、Planningしか理解できませんでした。
そこで、グーグル大先生に聞いてみました。その結果が、こちらです。
| 頭文字 | 単語スペル | 日本語 |
|---|---|---|
| M | Material | 材料 |
| R | Requierment | 必要条件 |
| P | Planning | 計画 |
それぞれの単語がわかるとなんとなく、MRPの意味がみえてきそうです。この3単語をつなげると、
必要条件の材料を計画する
となります。
必要な条件の材料とは、どんな内容なのかと知りたくなります。
ここで覚えておくべきは、量と時期です。なぜなら、計画を立てなければならない以上、期日を決めなければいけませんし、必要な量を決定できないとその材料を調達でません。
先ほどの通りMRPとは、
必要条件の材料を計画することであり、具体的には、必要量と必要時期
一度立ち止まって、なぜ材料の計画を立てなければいけないのでしょうか。
材料を購入か生産するということはどんな製品を製造するのか、そのためにはどんな部品が作るのかも知っている必要がありますよね。
さらに、製造する製品や部品の期間(計画)もわかっている必要もあります。
その結果、必要な材料の量や時期を計算して、材料をいつ購入するのか、いつ製造するのか、あるいは両方なのかを決定する、という一連の流れがみえてきます。
これらを図解に落としこむと、以下となります。左から右に時間が流れていると捉えてください。
中小企業診断士の平成29年度の1次試験(第2問)で、MRPに関する内容が出題されていますので、確認してみます。
中小企業診断士1次試験〔科目〕運営管理:平成29年度第2問
MRPを導入することにより、タイムバケットに対して計画が作成され、調達・製造すべき品目とその量、各オーダー着手・完了時期の必然性を明確にすることが可能となる。
タイムバケットとは、一定期間を指しています。このワードも、ここで抑えちゃいましょう!
それ以外の言葉は、先ほどの図解さえ理解できていれば、正解か不正解がバッチリ選択できるとご理解いただけるはずです。
類似ワードをひとまとめにして覚える
次に、覚えた3文字英語と関連するワードを芋づる式に覚えると、とても効果的です。
そこで、先ほどのMRPの関連ワードでみていきます。
MRPを例に
-
MPS
- 略語を英単語に直してみる
- 英単語を日本語に直してみる
- 3文字の日本語をつなげ、意味を理解する
- 図解とセットで覚える
- 中小企業診断士の1次試験の過去問でどのように問われているかチェック
3文字英語の略語を直してみます。
頭文字 単語スペル M Master P Production S Schedule この一瞬で英語が得意になるわけがありませんので、引き続きグーグル大先生にお世話になりました。
頭文字 単語スペル 日本語 M Master 主(基準) P Production 生産 S Schedule スケジュール それぞれの単語をつなげると、
主である生産のスケジュール
となります。
主である生産とは、何なのか知りたくなりますよね。
それは、1つ1つの製品を指しています。
MRPは材料で、その一つ手前が部品、さらにその一つ手前が製品の生産計画であるMPSとなります。
ざっくとりしたイメージとしては、
となります。主〔親〕MPS(基準生産計画)従〔子〕部品構成表
主〔親〕部品構成表従〔子〕MRP
なんかつながってきませんか。
部品構成表については、BOMの見出しでご説明します。
関係性をより明確化させ、記憶に残すために図解で覚えていきましょう。
といっても、新しい図解を作成するのではなく、MRPで利用したものに情報を上乗せしていきます。

左上の生産計画情報の部分がMPS(基準生産計画)に変わっています。MRPはMPSの情報をもとに計画が作成されることはもう大丈夫ですね。
最後に、中小企業診断士の1次試験の過去問でどのように問われているかチェックします。
中小企業診断士1次試験〔科目〕運営管理:平成17年度第1問〔抜粋〕
マスタープロダクションスケジュール(MPS)は、各製品ファミリーの生産量を計画したものである。
この選択肢は、不正解です。どこが間違いかと言うと、先ほどお伝えした製品ファミリー(群)ではなく、各製品(アイテム)の計画を立案していくものがMPSでしたよね。
関連ワードのつながりを意識することによって、より長期的な記憶につながるはずです。
-
BOM
- 略語を英単語に直してみる
- 英単語を日本語に直してみる
- 3文字の日本語をつなげ、意味を理解する
- 図解とセットで覚える
- 中小企業診断士の1次試験の過去問でどのように問われているかチェック
3文字英語の略語を直してみます。
頭文字 単語スペル B Bill O Of M Materials またまた、グーグル師匠にお訪ねさせていただきました。
頭文字 単語スペル 日本語 B Bill 表 O Of の M Materials 物質 Billは表を指すなんて、筆者はバカなので建物のビルしか思い浮かびませんでした。
それぞれの単語をつなげると、
物質の表
となります。
materialは複数の意味を持っており、MRPは材料(資材)でしたが、BOMは物質を指します。
これは、先ほどの親子関係で見てわかる通り、材料を使って部品、そして製品をつくります。
つまり物としての価値が生まれたと解釈していると思われます。この流れからも、親子関係はみてとれますね。
また、部品構成表が正式名称となっているのですが、この言葉からも製品と部品、材料の親子関係を示した表だとわかります。
図解にさらに情報を上乗せしていきます。
部品構成表の自体については、過去問チェックの見出しをご覧ください。
中小企業診断士1次試験〔科目〕運営管理:平成28年度第9問
下表は、製品Aの部品構成を示している。製品Aを30台組み立てる際に、部品dの所要量として、最も適切なものを下記の解答群から選べ(単位:個)
製品Aの部品構成表
A a c 子部品 数量(個) 子部品 数量(個) 子部品 数量(個) a 2 c 2 d 3 b 2 d 2 e 3 c 3 e 2 〔解答群〕
ア240
イ390
ウ570
エ750
- 図表から、製品Aを1個つくるのに、部品であるa、bが2個cが3個必要です。
- そして、部品aの子部品であるc、d、eはそれぞれ3個。
- つまり、子部品のd数量は、製品Aを1個作るのに子部品aは2個必要
- 部品aを1個作るのに子部品dは2個必要ですので、製品Aを1個作るのに子部品dは、部品a2個☓子部品d2個=4個必要と分かります。
- 同様に計算していくと、答えはエとなります。
- 何も理解しないまま、語呂合わせによる力技での暗記はおすすめしない
- 3文字英語の略語をたどってみる
- 略語のもとをたどることで意味を知り、そして図(映像)で覚える
- 類似ワードをひとまとめにして覚える
MRPの関連で良く登場する代表的な言葉である、MPSとBOMを深堀してみます。
基本的な手順は先ほどと一緒となります。

まとめ
重要なのは、略語の意味を理解し、図(映像)で覚えることです。最後に、中小企業診断士の一次試験の暗記科目で苦労する3文字英語攻略法のまとめを記載します。
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