

基本的に、筆者は過去問が最高の教科書との考え方を持っています。過去問を使ってしっかり勉強すれば、間違いなく合格点は獲得できます。
このあたりは、中小企業診断士│過去問(一次)の使い方〔これだけ抑えればOK〕と、中小企業診断士|意外と知らない1次試験の過去問勉強法で詳しく解説していますので、まずこちらをお読みください。
過去問勉強の重要性を理解していることを前提に、過去問とテキストとのギャップに苦しむ方のために、有用な問題集を厳選してご紹介いたします。
中小企業診断士のおすすめ問題集【1】スピード問題集
中小企業診断士の最大手の予備校であるTACさんが出版している問題集です。このスピード問題集は、TACさんの講座でも配布されています。
特徴は、テキストで覚えた内容の知識確認がメインでありながらも、過去問レベルの応用論点を意識してくれている問題集となっているため、テキストと過去問の橋渡し役は、スピード問題集が一番適しています。
テキストとして、あわせてスピードテキストも販売されていますので、テキストをお持ちでない方はセットで購入されたほうが学習効果が高くなります。
- これから、中小企業診断士の試験勉強をはじめようと考えている方とスピード問題集の相性は抜群
中小企業診断士のおすすめ問題集【3】出る順中小企業診断士 FOCUS1次テーマ別問題集
こちらも中小企業診断士の専門学校として有名な学校の一つであるLECさんが出版している問題集です。
中小企業診断士│過去問(一次)の使い方〔これだけ抑えればOK〕と、中小企業診断士|意外と知らない1次試験の過去問勉強法でもお伝えしている通り、効率的な過去問の勉強法は頻出論点順に潰していくことがマストです。
出る順中小企業診断士 FOCUS1次テーマ別問題集は、なんと頻出論点順を意識した構成でつくられているため、効率的な勉強を促進させる一冊となります。
ただし、2015年が最終出版となっている部分が・・・と感じてしまいますよね。
確かに最新年であれば言うことはありませんが、基礎固めの観点から考えると、最新であろうがなかろうが本質的な部分となるため、内容が変化することはありませんので、ご安心ください。
最新年ではないというデメリットはありますが、デメリットを上回るメリット「頻出論点順の問題集」と筆者は感じます。
- 別の問題集で勉強をしてみたが、イチマイチ理解ができず苦しんでいる方におすすめ
中小企業診断士のおすすめ問題集【3】中小企業診断士1次試験突破のための完全正解2200問必達ドリル
中小企業診断士の予備校として老舗の日本マンパワーさんが出版されている問題集です。
この問題集は、一問一答形式の問題集となっています。2200問という圧倒的な問題量がポイントです。
特に、中小企業診断士では、経済学・経済政策の問題集はあまり多く出版されていないのが現状です。そんな中で、豊富な問題量を提供してくれているのが中小企業診断士1次試験突破のための完全正解2200問必達ドリルとなります。
- もっといろいろな問題を解くことで知識の定着を図りたいとお考えの方にピッタリ
中小企業診断士の一次試験でさらに得点獲得力を高めたい人はこちら
中小企業診断士1次試験の苦手な科目をつぶすために厳選に厳選を重ねた有効なおすすめのテキストを中小企業診断士│独学におすすめのテキスト〔科目別〕厳選集にてご紹介しています。
得意科目をさらに伸ばすよりも、不得意科目を潰す方が時間対効果が高いだけでなく、合格可能性をグインと押し上げることにつながります。
中小企業診断士の二次試験におすすめのテキスト〔参考〕
中小企業診断士の2次試験においても、なるべく早くから開始したいとお考えの方は、こちらもご覧ください。
まとめ
あくまで過去問の徹底研究が重要です。過去問の徹底研究をおろそかにしてしまうと合格から遠のいてしまいます。
これを基本ベースに、今回ご紹介した問題集を活用していただけると、効率的な中小企業診断士の試験勉強を推し進めることが可能となるはずです。
必死で中小企業診断士の勉強に取り組んでいます。
テキストを理解して過去問を解く勉強スタイルなのです。しかし、過去問を解くと全く歯が立たず・・・。心がおれそうです。
テキストと過去問を橋渡しするような問題集はあるんでしょうか。