おさらい
中小企業診断士の二次試験に必要な読む力とは設問編2(詳細はこちらをクリック)で、全設問をマッピングしましたが、前回のままではただ入れただけになってしまっています。
今回は、経営課題を解決するストーリーを導く作業をお伝えします。
経営課題をマッピング
まずは、中小企業診断士として二次試験に必要な読む力とは与件編2(詳細はこちらをクリック)でまとめた経営課題を記載していきます。
表示サイズの関係上、キャンパスに全てが記載できないので、過去~現在、現在~未来の2つにわけ、さらに経営課題は表外にてお伝えします。
過去~現在
経営課題は
- 伝道者の口コミによる新規顧客獲得
- 高い顧客満足度維持で高いリピート率
でしたよね。
そして、第1問が競争戦略となっていますので、上記2つの経営課題を解決できた要因が解答要素となりそうです。
| 過去 | 現在 | |
| 環境分析 | 1 | |
| 戦略 | ||
| マーケティング | ||
現在~未来
難しいのはこちらです。
経営課題は、
- 伝道者の口コミによる新規顧客獲得が×
- 顧客満足度の低下でリピート率が減少
です。
ここで重要な考え方は、解決策は大きく3つ想定されることです。1つ目は、伝道者の口コミによる新規顧客獲得ができなくりつつあることの解決策、2つ目は、顧客満足度の低下でリピート率が減少への解決策、3つめは、1と2の両方への解決策です。
上記を踏まえて、伝道者の口コミによる新規顧客獲得ができなくりつつある
という課題に対してマッピングしていきたいと思います。
経営課題(1)伝道者の口コミによる新規顧客獲得ができつつなくなりつつある
| 未来 | |
| 経営課題 | 伝道者の口コミによる 新規顧客獲得× |
| 環境分析 | |
| 戦略 | 2-2 |
| マーケティング | 2‐1・3・5 |
第2問―2
新たなターゲットによるところなので、既存顧客への対応ではなく、新規顧客の獲得の解決策を意図していると考えられますよね。
さらにメリットだけではなく、デメリットも挙げさせていることから、どこかの設問で解決策を提示しているのではないかと他の設問を眺めてみます。
第5問
競争優位性の確立と書かれていることから、マッピングの状況から考えるに、恐らくこの設問でデメリット部分を解消したいのだろうと推測できます。
なお、2‐1は、2-2とセット問題ですので、大丈夫かと思います。
第3問
残るは第3問なのですが、なぜマッピングされているかというと、これまで述べてきたことはあくまで、伝道者の口コミうんぬんとは関係のないところでの新規顧客開拓でした。
ということは、伝道者の口コミの減少による新規顧客の開拓という直接要因への解決策はまだ提示されていないことになります。
当てはまる設問は・・と考えると、第4問は明らかに顧客満足度を高めるための設問内容となっているので、第3問しかないですよね。
経営課題(2)顧客満足度の低下でリピート率が減少
| 未来 | |
| 経営課題 | 顧客満足度の低下でリピート率が減少 |
| 環境分析 | |
| 戦略 | |
| マーケティング | 3・4・5 |
第3問と5問は、両方の経営課題を解決するための施策となっています。
なぜかというと、双方ともさきほどの論点だけでは制限字数の関係上どうやっても埋めることができませんし、論点が一つだけというのは経営コンサルタントとして論理的な思考能力を持っているとは言いがたいといえるからです。
ちなみに、筆者は一つの設問に2論点記載することをマストとしていました。
第4問はいわずもがなだと思います。
ちなみに、こちらの経営課題には環境分析や経営戦略がマッピングされていないと感じた方がいるかと思います。鋭いです。
なぜなのか。それは、中小企業診断士の二次試験に必要な読む力与件編2(詳細はこちらをクリック)でお伝えした通り、経営課題はストーリーにもとづくからです。
つまりは、過去~現在でマッピングした内容を改善or強化する必要があるということです。
経営課題の特定はトレーニングあるのみ
経営課題の特定や出題者が意図するストーリーを精度高く描くことは、トレーニングさえ積めば、誰でも可能です。私でさえできたのですから。
トレーニングをするにあたっては、いきなり事例1~3で行うよりも事例4で実施することをお勧めします。中小企業診断士の二次試験において、事例4のみが圧倒的に与件の文章量が少ないため、見つけやすいからです。このあたりのトレーニング方法については、今後ご紹介していきます。
質問や疑問点などあれば、ぜひぜひコメントください。
私のムダな経験が中小企業診断士の二次試験を独学合格目指す皆様に、少しでもお役にたてていれば幸いです。










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